日本大学医学部 小児科学系 小児科学分野

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研究紹介

小児科学系 小児科学分野の診療班の業績をご紹介

#診療

血液・腫瘍班

2013 年に東京都小児がん診療病院に認定されました。私たちのグループでは、白血病や小児固形腫瘍に対する化学療法、血液良性疾患の診療を専門としており、同種移植も行なっています。日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)をはじめとする疾患別の治療研究会のグループが立案した臨床研究に参加し標準的治療として診療を行っています。一方、治療が難しい例に対しては、1例ごとに病態の詳細な解析と過去の論文の検討を行い、移植治療を含めた最適な治療法の選択をしています。

腎臓班

幅広い小児の腎疾患に対する診断と治療、乳幼児から成人までの長期フォローを行っています。腎炎・ネフローゼ症候群をはじめとする小児腎臓病に加え、先天性水腎症・膀胱尿管逆流症などの泌尿器科的疾患についても当院小児外科および泌尿器科と連携し積極的に診療を行っています。また学校検尿で血尿や蛋白尿といった異常を指摘されたお子さんの診断・治療も数多く行っています。急性・慢性腎不全に対する血液透析・腹膜透析療法を始め、血漿交換やエンドトキシン吸着などの各種血液浄化療法も積極的に行い、小児の重症疾患の救命向上に寄与できる体制が整っています。外来診療では夜尿症の相談も行っています。

アレルギー班

小児のアレルギー治療は年々進歩しています。情報をいち早くキャッチし、アレルギー専門医による専門外来でのフォローアップを行っています。

循環器班

先天性心疾患に対し、核医学、MRI 検査、マルチスライス CT などで最新の画像診断を行い、胎児期から成人まで長期フォローアップ管理を行っています。また、川崎病に対する最新の検査と治療によって成人までトータルケアを行います。劇症型心筋炎などの緊急性の高い心疾患の管理・治療を積極的に行う一方で、学校心臓検診で発見される心疾患に対する適切な診断と管理指導を行っています。

内分泌・糖尿病班

成長ホルモン分泌不全性低身長症を中心に成長ホルモン療法、蛋白同化ホルモンの使用など幅広い治療と生活のアドバイスなど行っています。また先天性甲状腺機能低下症、先天性副腎過形成症、思春期早発症など多くの患者さんを診療しています。一方、小児の 1 型および 2 型糖尿病の専門外来を持ち、インスリン強化療法としてポンプ治療 (CSII)や持続血糖モニター(CGM):1型糖尿病、経口血糖降下薬の使用:2型糖尿病など最新の治療を提供しています。小児科では数少ない糖尿病学会認定教育施設です。

新生児班

東京都で13か所ある総合周産期母子医療センターのひとつです。そのうちの6か所に指定されている母体救命センターのひとつでもあります。母体胎児救命は必ず受け入れ、周産期専門医(新生児)は7名常勤しています。超早産児や周産期感染症の診断治療に特化し、高度治療としては血液浄化療法、ECMO(体外式膜型人工肺)や低体温療法も実施しています。また、水頭症や先天性腸疾患など外科疾患も専門医と連携して治療を行っています。外来ではシナジスの接種も可能です。

代謝班

全国でも数少ない先天代謝異常症専門の外来をもち、新生児マススクリーニング対象疾患 である数十種類の先天代謝異常症の診断と治療及び遺伝相談を行っています。栄養士によ る個々の疾患に対応した具体的な栄養指導など、病院全体できめ細かな治療・指導を行い、 小児期のみならず、成人後の治療や妊娠・出産に対する治療・栄養指導など、先天代謝異常 症患者の成人期まで長期にわたる一貫したフォローアップを行っております。

こども救命・救急班

東京都こども救命センター4 施設のうちの1つに指定されており、救急救命センターで の受け入れはもちろん、救急外来での1次救急も幅広く受け入れております。内因性・ 外因性含め年間約 150 人の重症患児対応をしています。小児、救命、集中治療、外傷に精通した医師による救命、集中治療管理を行います。また、東京DMAT隊員として災害医療を行っております。

神経班

神経機能と画像診断の飛躍的進歩によって分化し、近年非常に多種類の疾患や病態を扱っ ています。急性脳症(インフルエンザ脳症等)に対する低体温療法、難治性てんかんに対す る診断治療を行っています。児童虐待や心の問題に関係する症例も多く、発達障害児に対応 可能な発達専門外来を行っています。近年急増する、小児の「こころ」の問題に対する診療 に積極的に取り組んでおり、臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、音楽療法士、保育 士などによる心理カウンセリング、音楽療法、発達専門外来を行っています。

感染症班

各診療班を網羅し、様々な感染症の分析、治療のアドバイスを行っています。世界的に流行した新型コロナウイルス感染症に対しても、専門診療チームを編成し、小児の味覚障害例に対する診断治療も取り組みました。感染症は年々変容するため、常に情報をアップデートして対応致します。