日本大学医学部小児科学系小児科学教室

沼津市立病院

沼津市立病院 小児科部長 村林督夫

当院は東京から比較的近郊にある静岡県一地方の総合病院です。
海の幸に恵まれ、箱根や伊豆半島にも近い、風光明媚な港町にあります。
静岡県東部は沼津市、三島市、裾野市、御殿場市、伊豆半島、富士市、、、とたいへん広範囲な地域ながら、総合病院はけっして多くありません。
そのため、小児科全分野といっていいほど様々な疾患を診療しています。
当科の特徴は小児科一般診療の他、NICUで新生児診療を行っていることです。

当科の業務を記載します。

【外来】
若手の先生も各自の外来枠を持ち、外来診療に携わっています。
心臓、内分泌、神経、未熟児フォローアップなどの特殊外来、予防接種外来もあります。
当院は救急センターを標榜しており、救急患者の搬送も日常的に受けています。
また、ヘリポートが整備されていて、緊急性の高い患者さんの受け入れや転送に利用されています。

【小児科病棟】
主治医制で入院患者の診療に当たっています。自分で考え、方針を立て、、、といった自主的な診療の鍛錬の場と考えておりますが、毎朝のカンファレンスで診療の質の向上にも努めています。
肺炎、胃腸炎、尿路感染症、血管性紫斑病、川崎病、ネフローゼ症候群、重度心身障害児の加療など分野は小児科全般にわたります。一般的な疾患のみでなく、珍しい疾患に当たることも希ではありません。
各科間の垣根が低く、他科との連携も充実しています。静岡県東部で唯一、小児外科医が常勤していることも当院の強味です。

【NICU】
当院は地域周産期センターです。在胎30週、出生体重1200g以上の児を診療対象としています
帝王切開や分娩の立ち会いを通し、新生児蘇生のスキルが身につきます。新生児一過性多呼吸、呼吸窮迫症候群などの呼吸管理を含め、新生児の全身管理を行っています。
毎週行っている産科とのカンファレンスで情報交換を行っているほか、県内の総合周産期センターや産科医院とも連携しています。

【学会・研究会】
当地域で定期的に開催されている主な学会・研究会を列挙します

  • 静岡県小児科学会(年3回)・・・毎回、演題発表を行っています
  • 静岡県東部小児臨床懇話会(年2回)・・・毎回、演題発表を行っています
  • 静岡県東部周産期研究会(年3回)   以下、適宜演題発表を行っています
  • 静岡県小児救命救急研究会(年2回)
  • 静岡県周産期新生児研究会(年2回)
  • 静岡県小児腎臓病研究会(年1回)
  • 静岡小児血友病研究会(年1回)
  • 静岡県小児HOT研究会(年1回:在宅酸素治療を中心とした重度心身障害児の研究会)

上記以外、もちろん県外の学会参加も自由です。

【地域医療】
もう1つ重要なことに地域の病院間の連携があります。
当地域では、開業されている医院と、総合病院との連携が極めて円滑に行われています。一言で言えばそれぞれの輪番制によるものです。ほぼ毎月1回行われている定例会によって地域の先生方と濃密にコミュニケーションを取っていることが大きいと思いますが、20年以上続くこのシステムは地域連携のあり方の1つとして他地域に誇れるものだと自負しております。地域医療を体験したい方には、おすすめです。

以上、小児科一般的な知識や診療技術を上げるにはよい職場環境だと思います。
ご興味のある先生はぜひご連絡下さい。

専門医採用枠について

当医局では小児科専攻医について
13名の定員を設けております。
平成30年度の専攻医研修プログラムは現在当ホームページで掲載しております。
専攻医の募集は10月1日から
開始予定です。
(2017.9.10)

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