日本大学医学部小児科学系小児科学教室

東京都立大塚病院

東京都立大塚病院 新生児科部長 増永 健

東京都立大塚病院は豊島区と文京区に接する大塚公園のとなりに位置する、病床数500の都立の総合病院です。周産期・小児医療は当院の重点医療の一つとなっており、小児科・産科・新生児科で総病床数の3割近くを占めています。新生児科は新生児集中治療室(NICU)15床、中等症回復期室(GCU)30床の計45床の病床を持ち、都内でも比較的大規模な施設です。産科には母体胎児集中治療室(MFICU)6床があり、都内に13施設ある総合周産期母子医療センターの一つに指定されています。当院の周産期医療の特徴は、ハイリスク母体(切迫早産、前期破水、前置胎盤、妊娠高血圧症候群等)の母体搬送を積極的に受け入れ治療管理を行い、院内出生する超低出生体重児等の早産児が多い事です。年間の母体搬送受け入れ数、超低出生体重児入院数は常に都内で5番以内の多さです。

新生児科のスタッフは、8名の常勤医と2名の新生児サブスペシャリティーレジデント(新生児専門医を3年間で取得するコース)の計10名で、お互いに協力しあいながら診療しています。10名のスタッフのうち現時点で4名が日本大学小児科からの出向の医師(ローテートはこのうち2名)となっています。日本周産期新生児医学会新生児専門医の基幹研修施設に認定されており、新生児専門医5名が在籍し、指導体制は万全です。

当科での研修は、超低出生体重児をはじめとする低出生体重児や、正期産児でも呼吸障害や新生児仮死等の疾患を持つ重症新生児を多く経験できることが最も大きな特徴です。診療に必要な知識をはじめ、新生児蘇生、気管挿管、カニュレーション、胸腔穿刺、エコー等の診療技術を習得します。小児外科医や小児脳外科医も当院に在籍するため、外科医と協力して新生児の外科疾患を診ることもできます。また当院の年間分娩数は1300件を超えており、帝王切開立ち会いや新生児チェック、1か月健診等の場面でいわゆる正常新生児を多く診ることができます。小児科医であれば、将来の専門分野や勤務する病院に関わらず必ず新生児を診療する必要があり、新生児医療の知識・経験・技術を有していることが求められます。当院での研修により短期間に集中して新生児を診ることができ、自信を持って新生児の診療を行えるようになります。さらに小児・新生児関連の学会で、症例報告や症例のまとめなどの学会発表も行えるようにしっかり指導します。

外来診療では、週に1回各医師が外来日を持ちます。小児の一般的な疾患の外来診療をはじめ、新生児科を退院した児のフォローアップで成長発達を診ていくことができます。

新生児医療はとてもやりがいのある大切な医療分野です。是非、日本大学小児科に入局し、出向で私たち都立大塚病院新生児科に来ていただき、新生児医療を一緒に勉強しましょう。

専門医採用枠について

当医局では小児科専攻医について
13名の定員を設けております。
平成30年度の専攻医研修プログラムは現在当ホームページで掲載しております。
専攻医の募集は10月1日から
開始予定です。
(2017.9.10)

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