日本大学医学部小児科学系小児科学教室

教室のご紹介

主任教授のご挨拶

平成30年4月より日本大学医学部小児科主任教授を拝命いたしました。90年を超える伝統ある教室への就任であり、気の引き締まる思いです。着任にあたり抱負を述べたいと思います。

・臨床の伝統の継承

日本大学小児科には多くの先輩先生方が培ってきました臨床の伝統があり、発展してきています。現在、2つの附属病院で、新生児、血液・腫瘍、循環器、神経・発達、腎臓、呼吸器・アレルギー、感染症、膠原病、先天代謝性疾患、内分泌・糖尿病、小児救急救命、小児総合診療の診療を行い、小児科専門領域をほぼすべてカバーしています。その診療のノウハウやマインド、連携体制など日本大学小児科の臨床の良き伝統を継承していきます。

・小児科医育成のための支援の充実

人材育成は教室の発展に欠かせません。そのための支援を全力で行います。小児科医は、小児の総合診療医と小児科の各専門領域の専門医になります。日本大学小児科には22名の教員がおり、すでにどちらも習得できる環境があります。それをさらに充実させて多くの小児の専門医を育成していきたいと思います。また、麦島教授、高橋教授により研究の基盤や指導体制もできあがってきています。若手小児科医には大きな目標や夢を持ってきていただき、当教室で臨床・基礎研究の醍醐味を味わっていただきたいと思います。大学院への進学、国内外への留学も推奨します。そして、国内外の色々な所で活躍できる小児科医を育成していきます。

・小児の診療に還元できる研究の活性化

患者さんに還元できる臨床・基礎研究を行います。日々の診療のリサーチクエスチョンを解決するための研究が大切で、そのためには日頃からリサーチマインドを持って患者さんを丁寧に診療することが重要です。また、小児科の臨床研究は一施設では限界があることも事実です。そのために、日本大学小児科関連施設や国内外の他施設と連携し、多施設共同臨床研究も推進していきたいと思います。加えて、一定期間、基礎研究に従事することも重要です。リサーチクエスチョンを基礎研究で解決できることもあります。将来、診療の最前線で働く場合でも、このような臨床・基礎研究に従事することは小児科臨床医としての見識が広がりますので推奨していきます。

2018年4月1日

主任教授 森岡 一朗

 

沿革

1925年 大正14年 日本大学専門部医学科設立
1927年 昭和2年 小児科を開設する
初代教授:中村政司教授
1935年 昭和10年 佐藤久教授
1942年 昭和17年 日本大学医学部となる
1945年 昭和20年 田章吾教授
1963年 昭和38年 馬場一雄教授 (新生児病学、小児神経病学)
1963年 昭和38年 吉倉範光教授 (小児神経病学)
1971年 昭和46年 北川照男教授 (先天代謝異常症・小児腎臓病学)
1973年 昭和48年 大國眞彦教授 (小児循環器病学・膠原病学)
1993年 平成5年 原田研介教授 (小児循環器病学・医学教育)
1997年 平成9年 高橋滋教授  (新生児病学)
2001年 平成13年 麦島秀雄教授 (細胞再生・移植医学部門)
2007年 平成19年 麦島秀雄主任教授就任(小児血液腫瘍学)
日本大学医学部小児科学講座開講80周年
2008年 平成20年 高橋昌里教授 (小児腎臓病学)
2013年 平成25年 高橋昌里主任教授就任 (小児腎臓病学)
2018年 平成30年 森岡一朗主任教授就任(新生児病学)

私たちは板橋病院、日本大学病院の日本大学医学部附属2病院で教育、診療、研究に携わっています。日本大学医学部小児科は、これら2病院の特徴を生かし、協力することによって、すべての小児医療分野の教育、診療、研究を充実して行える体制を確立しています。
板橋病院では平成12年10月から、全ての診療科の小児を受け入れる小児医療センターが活動しています。平成14年4月には、総合周産期母子医療センターを開設し、さらに平成21年3月には、東京都母体救命搬送システムの創設に伴い、母体救命対応総合周産期母子医療センター(スーパー総合周産期センター)に指定されました。
日本大学病院は、腎疾患や、先天性代謝異常症、糖尿病・内分泌疾患など、板橋病院と異なる領域の診療が可能な、専門性の高い小児医療を特徴としています。

教室員の出身大学

旭川医大
北海道大
東北大
新潟大
岩手医大
山形大
福島医大
群馬大
埼玉医大
東京大
順天堂大
帝京大
東京女子医大
慈恵医大
杏林大
聖マリアンナ医大
横浜市立大
東海大
信州大
新潟大
名古屋大
愛知医大
金沢医大
富山医薬大
福井大
大阪医大
奈良医大
川崎医大
島根医大
愛媛大
徳島大
福岡大
宮崎大
琉球大
北京大

最近10年間の入局状況

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関連施設と研修内容

東京都立広尾病院 一般小児科、小児救急(東京ER)
東京都立大塚病院 周産期医療
東京都立墨東病院 一般小児科、小児救急(東京ER)
板橋区医師会病院 一般小児科、小児救急
福岡市立こども病院 感染症センター 循環器
あしかがの森足利病院 一般小児科、重症心身障害児医療、小児慢性疾患
公立阿伎留医療センター 一般小児科、小児救急
国立病院機構甲府病院 周産期医療、一般小児科
埼玉県立小児医療センター 新生児医療
春日部市立病院 一般小児科、小児救急
沼津市立病院 一般小児科、周産期医療、小児救急
大森赤十字病院 一般小児科、小児救急
東松山市民病院 一般小児科
静岡県立こども病院 新生児医療、血液腫瘍、腎臓

小児科学会へ届け出済みの研修関連施設

  • 岡山大学病院
  • 国立循環器病研究センター
  • 国立成育医療研究センター(腎臓リウマチ膠原病科/放射線科/皮膚科)
  • 順天堂大学医学部附属順天堂医院
  • 神奈川県立こども医療センター
  • 聖隷沼津病院
  • 静岡県立こども病院
  • 都立小児総合医療センター
  • 東京女子医科大学腎臓病総合医療センター

留学の実績

海外留学

  • Boston Children’s Hospital Medical Center
  • Harvard Medical School
  • National Institute of Health
  • UCLA School of Medicine
  • Texas Children’s Hospital
  • Children’s Hospital Los Angels
  • University of Iowa
  • Pittsburgh Children’s Hospital
  • University of Illinois
  • Northwick Park Hospital London
  • Tel Aviv University     etc

国内留学

  • 国立成育医療センター
  • 国立がんセンター 中央病院
  • 国立がんセンター研究所
  • 国立精神・神経センター
  • 東京大学医科学研究所
  • 都立清瀬小児病院
  • 北里研究所
  • 岡山大学
  • 福岡市立こども病院    など

専門医採用枠について

当医局では小児科専攻医について
13名の定員を設けております。
平成30年度の専攻医研修プログラムは現在当ホームページで掲載しております。
専攻医の募集は10月1日から
開始予定です。
(2017.9.10)

高フェニルアラニン血症

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